歯の色が変わるのはなぜ?原因別対処法について
2022/07/02
歯の色が変わるのはなぜ?考えられる5つの原因
前回、以下の歯の色が変わる5つの原因についてお話ししました。
1. 【着色汚れ】茶色くなる
2. 【加齢】黄ばむ
3. 【虫歯や虫歯の治療後】一部が茶色・黒くなる
4. 【テトラサイクリン歯】グレー・縞模様になる
5.【歯の神経が死んでいる】1本だけ茶色・黒くなる
では、変わってしまった歯の色を元に戻すには?
原因別に対処方法を詳しくみていきましょう。
。
1.【着色汚れの場合】歯のクリーニングをする
着色汚れの場合、歯科医院で歯のクリーニングを受けると、歯本来の白さを取り戻せます。
歯科医院では、通常の歯磨きではなかなか落とせないステインや歯石を、超音波や専用の器具を使って落としていきます。
クリーニングをした後の歯は本来の白さを取り戻せますし、虫歯や歯周病の予防にもつながるのがメリットです。
ただし、歯科医院で着色汚れを落としても、しばらくすると飲食物の色素が付着して、再度歯の色が変わることがほとんどです。
歯の白さをキープするためにも、また歯の健康のためにも定期的にクリーニングを受けると良いでしょう。
またホワイトニングでも普段落とせない汚れを取り除き、歯の白さをキープできるのでおすすめです!
2.【加齢の場合】ホワイトニングをする
加齢による歯の変色は、表面に色素が沈着しているのではなく、歯そのものが黄ばんでいます。
そのため、歯のクリーニングを行っても歯を白くすることはできません。
加齢による歯の黄ばみには、ホワイトニングがおすすめです。
ホワイトニングでは歯そのものを白くすることができます。
ホワイトニングには、歯科医院で行う「オフィスホワイトニング」、マウスピースを作ってもらって自宅で行う「ホームホワイトニング」があります。
また美容サロンなどで行う「セルフホワイトニング」もあるので、費用や効果を考慮して自分に合ったものを選びましょう。
3.【虫歯や虫歯の治療後の場合】治療をする・詰め物を新しくする
歯の変色の原因が虫歯にある場合は、早めに虫歯治療を行いましょう。
そうすることで、歯の変色を改善できます。
もしも虫歯治療後の詰め物や被せ物に変色が見られる場合は、ホワイトニングを行っても元の白さに戻すことはできません。
歯科医院で詰め物や被せ物を新しくすることで、白くすることができます。
4.【歯の神経が死んでいる場合】ラミネートベニア・ウォーキングブリーチをする
神経が死んでしまった歯は耐久性が落ちるため、歯が割れないように被せ物をすることが多いです。
金属の被せ物に抵抗がある場合は、セラミックなどを被せると天然歯と同じくらいの色にすることができます。
ほかには、歯の表面を薄く削り、白のセラミックやプラスチックの薄い板を貼り付けるラミネートベニアという方法もあります。
また、歯の内部にホワイトニング剤を入れて変色した象牙質を白くするウォーキングブリーチといった選択肢もあるので、
歯科医師に相談しつつ良い方法を選ぶと良いでしょう。
5.【テトラサイクリン歯の場合】ホワイトニング・ラミネートベニアをする
テトラサイクリン歯の場合は、変色の程度によっておすすめの対処法が異なります。
歯の変色が軽度~中程度であれば、ホワイトニングで改善が期待できます。
変色が黄色~オレンジ、淡い茶色くらいであれば、ホワイトニングでの対策を検討すると良いでしょう。
ただし、歯の色がグレーや黒など重度の変色が起きているなら、ホワイトニングでの改善は期待できません。
この場合、歯の表面を薄く削って白いセラミックやプラスチックの板を貼り付けるラミネートベニアがおすすめです。
まとめ
歯の色が変わると、顔全体の印象が変わります。
変色が気になる場合は、まずは原因を見極めて、それに応じた対処法を試すことをおすすめします。
またレアレアホワイトニングでは、セラミックの歯でもセルフホワイトニングをすることができます。
なので、治療後、歯の黄ばみが気になった際もセルフホワイトニングを検討してみて下さいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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